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海外の主な自動車メーカー

イタリアの自動車メーカー

イタリアは自動車産業も盛んです。
フィアット、アルファロメオ、フェラーリといった有名な自動車メーカーが多数存在し、経済に占める自動車産業の割合は国内総生産の8.5%を占めています。
このフィアット、漫画やアニメ「ルパン三世」の『カリオストロの城』でもフィアット500が登場します。

国内ではコンパクト・カー、エコノミー・カーの需要が高く、エコ自動車の売れ行きが近年成長を続けています。
輸出車では売上高800億ユーロ(約10兆4000億円)規模で、クライスラー、GMと提携したフィアットが知られていて、フィアット・パンダは欧州における新車登録台数3万3593台(2009年3月)でEUトップとなっています。ちなみに2位はフォルクスワーゲン・ポロです。
それでは主なイタリア車についてご紹介しましょう。

フィアット(FIAT)Maker

社名のフィアットは、トリノのイタリア自動車製造所、の意味です。
トリノ市のリンゴット地区に本拠を置くことからフィアット本社工場とリンゴットはしばしば同義とされます。
陸に、海に、空に、というスローガンの元、自動車のみならず鉄道車両や船舶、航空機の製造などの産業分野全般を掌握し、出版、金融等にまで進出しています。
フランスはルノーを持っているがフィアットはイタリアを持っている、とまで評されました。
イタリア証券取引所に株式を上場していて2007年までニューヨーク証券取引所にも上場していました。

創業は古く1899年、トリノ市で創業されました。
かつてはフォーミュラーレースにも参戦してアルファ・ロメオやブガッティなどと優勝を競い、1950年代には8Vという高性能な高級GTカーも製造し、数々の先進的な設計を次々と実用化、量産化しました。
第二次世界大戦後に経営者が代わってからはランチア、フェラーリ、アルファ・ロメオ、マセラティ、アウトビアンキ、アパルトなど、イタリア国内の自動車メーカーなどを次々と傘下に収め、イギリス最大の自動車メーカーとなっています。
また、商用車部門としてイヴェコ、電装部品部門としてマニエッティ・マレリなども傘下に収めています。
現在のフィアットは主に大衆向け車両を生産し、高級車などは傘下のメーカーが生産しています。

1990年にフィアットグループオートモービルズは日本法人アルファ・ロメオ・ジャパン株式会社を設立、アルファ・ロメオ車を販売する取扱店網アレーゼの整備を始めました。
同年11月にはアレーゼにおいてフィアット・ブランド車の取り扱いも開始し、社名をフィアット・アンド・アルファ・ロメオ・モータス・ジャパンへと改称しました。
さらに1997年のフィアット・オート・ジャパン株式会社への改称を経て、2007年より現在の社名フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパン株式会社を使用して、フィアット・ブランド及びアルファ・ロメオ・ブランド車の輸入、販売を行っています。

取扱店網の名称は2003年からアレーゼに代えて、アルファ・ロメオへと変更されていますが、上記2種類のブランドで並行して売る戦略は今まで同様です。
ランチアの正規輸入は現在行われていませんが、ガレージ伊太利屋が並行輸入して販売を行っています。
他の外国車に比べ、価格も手ごろといえる範囲に収まるので日本人にも愛されています。

フェラーリ(Ferrari)Maker

イタリアはモデナ県マラネットに本社を置く自動車メーカーで、フィアットグループの傘下に属し、高級グランツーリスモおよび高級スポーツカーのみを製造しています。
創立は1929年にアルファ・ロメオのセミワークスレーシングチームとして、エンツォ・フェラーリとその友人により設立されたスクーデリア・フェラーリが前身。
フェラーリは1932年まで自身もスクーデリア・フェラーリのレーシングドライバーとしても活躍していました。
その後1940年にイタリアが第二次世界大戦に参戦し、レース活動が禁止されるとフェラーリは工作機械製造の経営者となります。
1943年8月にイタリアが連合国に降伏するとマラネッロに自前の自動車工場を設立し、自前のレーシングカーを開発するようになりました。

フェラーリの市販車は品質や機能性が高く、価格が高価であってもヨーロッパや北米を中心に高性能市販車として人気です。また、欧米では王族や貴族といった上流階級やスポーツ選手、映画俳優といった著名人のセレブレティが愛用。
その姿が世界各国のニュース映画や雑誌の表紙になることでブランドイメージを押し上げる結果となりました。
そのため、フェラーリでは現在に至るまで自社製品の広告は一切行っていません。

ランボルギーニ(Lamborghini)Maker

ランボルギーニの正式名称はヌオーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ SpAで、1999年以降フォルクスワーゲングループに属しています。
元は農業機械であるトラクター製造で成功を収めたフェルッチオ・ランボルギーニが設立しました。
日本人になじみ深いのは1966年のランボルギーニ・ミウラ、1971年のランボルギーニ・カウンタックという名車でしょう。
こうした名車を次々と世に送り出したこともあり、押しも押されもせぬ世界的スーパースポーツカーの代名詞となるブランドを築きました。

日本での正規輸入・販売はアウディ・ジャパンの事業部として2001年に設立されたランボルギーニ・ジャパンが行なっています。

アルファ・ロメオMaker

第二次世界大戦以前から自動車レース界の強豪でもある高性能車メーカーとして名声を得、戦後もランチアと並びイタリアを代表する上級車メーカーとして知られました。
ですが経営難の後、現在イタリア最大大手フィアット傘下に所属。
ブランドイメージが強いスポーツ性を前面に出した車の開発、生産を担っています。

2012年5月23日、親会社のフィアットがマツダと共に業務提携に向けて協議を行うことを発表。
協議内容はマツダ・ロードスター(MX-5)をベースにした、アルファ・ロメオの2シータースポーツカーの開発及び生産に関するもの。
エンジンはそれぞれ独自のものを搭載するとし、2015年の生産開始を目指しています。
2013年1月18日に提携合意が発表され、前出の通り2015年からロードスターベースでアルファ・ロメオの2シータースポーツカーが生産されることになり、生産はマツダの本社工場で行われることになっています。

マセラティ(MASERATI)Maker

1914年イタリアのボローニャで設立されたスポーツメーカー。
1993年以降はフィアット社の傘下となり、モデナを本拠地とする会社組織Maserati S.p.Aが設立されています。
また、フィアットのスポーツメーカー部門において同傘下のアルファロメオと統括され、高級車を製造・販売しています。
2010年4月5日に日本法人マセラティジャパン株式会社を設立。2011年1月1日事業を開始しています。
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